千葉県市川市の葬儀・葬式について

千葉県市川市の葬儀の形式と流れ
千葉県市川市は、通夜に一晩中眠らない夜伽という風習が強く残っている地域です。
これは昔は死亡確認があやふやで、亡くなったと思っていた故人が葬儀の途中で目を覚ますことが多かったことの名残りからきています。
親族や故人と親しかった参列者は、食物を持ち寄って飲食を共にする夜伽見舞いを行います。

千葉県市川市の寺と檀家
千葉県市川市には100を越える寺院があり檀家と寺の結び付きの強い地域のため、ほとんどの葬儀は自宅や寺で行われる一方、直葬と呼ばれる火葬のみの葬儀も増えています。
市川市では、葬儀後は日の高いうちに寺へお礼参りをし、行きと帰りに誰かに声を掛けられても返事をしてはいけないという風習が残っています。

千葉県市川市の歴史について

江戸時代：江戸と佐倉を結ぶ街道の宿場として栄えた
佐倉の土地は宿場として江戸千住からの人々の往来を支えました。当時の大名の参勤交代の際の重要な宿場であり、また佐倉の先には成田山で有名な成田につながっていたので、観光目的の宿としても利用され、とても栄えました。

明治時代：総武鉄道の市川駅が開業！
明治27年7月20日に東武鉄道の駅として市川駅は開業しました。近隣の船橋、千葉、佐倉の３駅も同時開業してここから東武鉄道はどんどん延伸していくことになります。総武鉄道の名称は上総国、下総国と武蔵国を結ぶことから命名されています。

昭和時代：町村が合併し市川市誕生！
昭和9年に市川町は八幡町と中山町と国分村と合併し市川市が誕生しました。その後、大柏村と行徳町と南行徳町と合併は続き、さらには京葉臨海工業地帯の開発計画の一環として、新たに土地が造成され、ますます市は大きくなりました。